大事なものは、 最重要的东西是,
うんうんそれは彼氏が悪いね。じゃあ挿れるね。 嗯嗯那都是男朋友不好呢。那我插进来咯。
この言葉をバニーに言わせたいだけの小説です。 这篇小说纯粹就是想看兔女郎说这句话。
中身ありません。 没有实质内容。
エロもエロくないです。 连色情都算不上色情。
世一がちょっと可哀想です。 世一有点可怜呢。
色々捏造してます。 进行了各种虚构创作。
ご理解いただける方だけご覧ください。 仅限能够理解的读者观看。
- 57
- 87
- 945
カイザーと喧嘩をした。 和凯撒吵架了。
きっかけが思い出せないほど些細な喧嘩だ。 起因琐碎到都想不起来了。
その些細なことで始まった喧嘩で、どんどんヒートアップしてしまった。いつものことではある。でも、今回ばかりはお互い譲ることはできなかった。
这场由鸡毛蒜皮引发的争执愈演愈烈。虽然这是常有的事。但唯独这次,我们谁都不肯退让。
それは俺たちの関係について。 因为争论的焦点是关于我们之间的关系。
おれたちはブルーロックで出会い、5年の月日が経っている。U-20W杯が終わったあとすぐにBWに加入したおれは、ほとんど言葉の通り片時も離れず一緒にいた。
我们在蓝色监狱相遇,至今已过去五年时光。U-20 世界杯结束后我立刻加入了拜仁慕尼黑,几乎如字面意义般与他形影不离。
付き合い始めたのはおれが加入してから半年が経った頃だった。まさかカイザーが顔を真っ赤にして告白してくるとは思わなくて笑ってしまったけれど、日本文化に合わせてくれたことが何より嬉しく、その頃にはおれも少しカイザーを意識していたから、「Ja」と返事をしたのだ。
开始交往是在我入队半年后。没想到凯撒会涨红着脸来告白,当时我不禁笑出声来。但最让我开心的是他愿意配合日本文化,况且那时我也已经有点在意凯撒了,所以用德语回答了一声"Ja(好)"。
そこからは怒涛の日々で、あれよあれよと同棲スタート。練習の行き帰りはもちろん、休日も朝から晩までずっと一緒だった。
从此便开启了惊涛骇浪般的同居生活。不仅训练往返同行,连休息日也从早到晚黏在一起。
ネスは何度も泡を吹いて倒れたが、10代の頃より落ち着いたカイザーを見て、「お前は嫌いだがお前といるカイザーは何よりも楽しそうだから、交際は許してやります。」と顔を鬼のように真っ赤にしながら言ってきた。
内斯气得多次口吐白沫昏过去,但看到凯撒比十几岁时沉稳许多的模样,还是面红耳赤地吼道:"虽然我讨厌你,但和你在-起的凯撒比任何时候都开心,姑且允许你们交往吧。"
そのあとザルのネスがゲロを吐くまで3人で酒を飲んだ
我们三个人一直喝到扎鲁内斯吐得稀里哗啦
付き合って5年。そこらのカップルなら親と顔合わせなんかをして結婚するフェーズにはいるのではなかろうか。世間にだって公表してもいいはずだ。
交往五年。换作普通情侣,早该见家长谈婚论嫁了。就算公开关系也无可厚非。
しかしカイザーは「まだ早い」「急がなくてもいいじゃないか」
可凯撒总说"还早""急什么"
「結婚が嫌なわけじゃない、」と話を濁すばかり。 "又不是不想结婚"——每次都用这种含糊说辞搪塞过去。
おれが親に伝えることすら止められている。 我连向父母坦白的机会都被剥夺了。
カイザーの過去のことについては、詳しく知っているわけじゃないけど、そこそこは知っている。だから、愛というものに対して不安に思うのはわかる。
虽然我不完全了解凯撒的过去,但也知道个大概。所以能理解他对爱情感到不安的心情。
けれど、もう5年だ。付き合って。同棲だって5年している。もういいだろうと何度聞いても聞きたい言葉は返ってこない。
可是已经五年了。交往五年,同居也五年。无论问多少次"该够了吧",都得不到想要的回应。
そろそろおれも我慢の限界だと思っていたところに、この喧嘩だ。
就在我的忍耐快到极限时,爆发了这场争吵。
「結婚結婚というが、そんなに結婚が大事か?」 "整天结婚结婚的,结婚就那么重要吗?"
ポツリと言われた言葉に怒りでいっぱいの頭が真っ白になった。今まで断られ続けてきたけれど、いつかは結婚するんだろうと思っていたのに。きっといつかはJaと言ってくれると信じていたのに。
这句轻飘飘的话语让我怒火中烧,大脑一片空白。虽然一直被拒绝,但我始终以为总有一天会结婚的。明明坚信着终有一天你会说出"我愿意"。
「おまえは、おれと結婚したくなかったんだな、ずっと、」
"原来你...从来就没想过要和我结婚啊"
口に出した言葉はおれの心に深く傷をつけた。 脱口而出的话语在我心上划出深深的伤痕。
その時のカイザーの顔は見てないけど、目を見開いてたんじゃないかと思う。
虽然没看到凯撒当时的脸,但我想他一定是瞪大了眼睛。
「お互い冷静じゃないし、またゆっくり話そう。おれ、今日はホテルかどっかに泊まるから。」
"我们都不够冷静,改天再慢慢谈吧。我今天去酒店或者别的地方住。"
そう言い捨てて、逃げるように家を出た。 说完这句话,他就像逃跑似的离开了家。
後ろから引き止める声が聞こえなかったことに、また傷ついた。
没能听见身后挽留的声音,又一次感到受伤。
傷ついた心を慰めるようにクナイペで酒を流し込んでみた。普段なら横に座るカイザーがおれを嗜めるのに。
试着用苦艾酒灌醉自己,仿佛这样就能抚慰受伤的心灵。要是在平时,坐在身旁的凯撒一定会制止我。
どこにいたってカイザーのことが頭に浮かぶ。 无论身在何处,凯撒的身影总在脑海中浮现。
「こんなに好きなのに、」 「明明这么喜欢你,」
「誰のことが好きなの?」 “你喜欢的是谁?”
誰にも届かないと思っていた言葉にまさか返事が来たことに驚いてばっと後ろを振り向くと、スペイン代表のバニーイグレシアスが立っていた。
本以为无人会回应的言语竟得到了答复,我惊得猛然回头,只见西班牙代表队的巴尼·伊格莱西亚斯站在那里。
「やぁこんな夜更けに1人でどーしたの?」 "哟,这么晚了一个人在干嘛呢?"
いつものように飄々とした顔をしながら、酒で真っ赤になったおれの顔を覗き込むこいつは、U-20で当たることはなかったが、その後何度か対戦したことがあるというだけの関係だ。
这家伙像往常一样摆着漫不经心的表情,凑过来打量我因醉酒而通红的脸。虽然在 U-20 赛事上没交过手,但之后倒也碰见过几次。
嘘つき。という印象が強いが。 不过这家伙...给人印象最深的还是"骗子"这个标签。
「恋人にでも泣かされたのかい?ボクも今夜1人なんだ。寂しんぼ同士一緒に飲もうよ」
"是被恋人弄哭了吗?我今晚也是一个人。两个寂寞的人一起喝一杯吧"
話なら聞くよ?といつもなら乗らない誘いに乗ってしまったのは、おれが酔っていたからなのか、言う通り寂しかったからなのか。
"要聊聊吗?"——平时根本不会搭理的邀约,这次却鬼使神差地答应了。不知是因为醉了,还是正如他所说,确实感到寂寞。
そこからは、カイザーの不満を延々とバニーに語った。
之后便对着兔男郎滔滔不绝地倾诉着凯撒的种种不是。
フットボーラーの中では俺たちが付き合ってることは有名だったから。
毕竟在足球队里,我们的交往关系早就人尽皆知。
結婚を嫌がること。 抗拒结婚这件事。
親にも伝えさせてくれないこと。 连父母都不让告知这件事。
些細なことで喧嘩して家を飛び出してきたこと。 为些小事吵架就离家出走这件事。
おれがどれだけ愛してると伝えても信じられないということが顔に出ているところ。
无论我说多少次爱你都写在脸上不肯相信的样子。
バニーが聞き上手なのかは知らないが、文句を言いまくって、酒を飲みまくった。意識が飛ぶほどに。
不知道是兔子特别会倾听还是怎么的,我抱怨个不停,酒也喝个不停。直到意识模糊。
目を開くとおれは服を脱いでいて、白いシーツの上にいた。
睁开眼时我已经脱了衣服,躺在白色床单上。
おれの目の前にバニーがいて、さっきの続きでおれはまた文句を言った。
兔子就在我眼前,我又接着刚才的话题继续抱怨起来。
かいらーがぜんぶ、わるぃ、 都是凯伊拉不好、
「うんうんそれは彼氏が悪いね」 "嗯嗯那都是你男朋友不好啦"
じゃあ挿れるね 那我插进来咯
世一と喧嘩をした。 和世一吵架了。
始まりは些細なことだったと思う。 起因大概是些鸡毛蒜皮的小事。
でもだんだんヒートアップして、きっとあいつが怒るであろうとわかっていたことを言ってしまった。
可我还是逐渐激动起来,说出了明知那家伙会生气的话。
「結婚結婚というが、そんなに結婚が大事か?」 "整天结婚结婚的,结婚就那么重要吗?"
口から出た言葉は取り消せない。わかっている。 说出口的话无法收回。这点我很清楚。
はっと気づいた時には、顔を真っ白にした世一が俯いていた。
当我猛然回神时,脸色煞白的世一已经低下了头。
あたりにも悲しそうな、辛そうなあいつを見て、フォローを入れるどころか言葉が一つも出なかった。
看着他满脸悲伤痛苦的模样,我连一句安慰的话都说不出口,更别说主动示好了。
常々、スマートな彼氏というものを目指していたのに。
明明一直以来都立志要成为体贴的恋人。
家を飛び出した世一に、声をかけることも、まして引き止めることもできなかった。
我却没能对冲出家门的世一说句话,更别提挽留他了。
世一が家を飛び出してから、もう随分と時間が経った。スマホも持たずに飛び出したあいつを、探しに行って、抱きしめて、ごめんと謝って、キスをして、もっとじっくり自分の思うことを話したいのに。
世一离家出走已经过去很久了。我好想去找那个连手机都没带就冲出去的他,紧紧抱住他,向他道歉,亲吻他,再好好倾诉我的心意。
あれから一向に体が動かない。 身体完全动弹不得。
怖がっているのだろうということは想像できた。 大概是在害怕吧,我能想象得到。
もし、世一に呆れられたら、 如果被世一嫌弃的话,
もし、世一に捨てられたら、 如果被世一抛弃的话,
そんな、あるはずもないことを怖がって、自分の最愛を迎えに行けもしない弱いおれ。
害怕着根本不可能发生的事情,连去迎接自己最爱的人都做不到的懦弱的我。
昔から何も変わらない。 从以前开始就一点都没变。
怖がりで役立たず。 胆小又没用。
そんな時、自分のスマホにピロンっと通知が一件。 就在这时,手机突然"叮"地响了一声通知。
もしかしたら、ネスや蘭世が世一を保護してくれているかも、そう思って動かない体に鞭を打ち、スマホを開いた。
也许涅斯和兰世正在保护世一,抱着这样的念头,他鞭策着无法动弹的身体,打开了手机。
バニー・イグレシアス 巴尼·伊格莱西亚斯
ほとんど関わりもないような、ただ同じ新世代世界11傑に選ばれただけの男からの通知。
这个几乎毫无交集的、仅仅同为新世代世界十一杰的男人发来的通知。
普段なら無視しているだろうその通知に、妙な胸騒ぎがして、連絡先をタップする。
平时肯定会无视的那条通知,此刻却让他莫名心悸,指尖不由自主点开了联系人。
そこには一本の動画が送られていた。 那里收到了一段视频。
やら、やめて、 不要...住手...
えぇ、どーして?彼氏に腹立ってるんでしょ? 诶~为什么?你不是在生男朋友的气吗?
別れてボクにしときなよ 分手跟我在一起吧
こんなに相性いいんだからさ 我们真是天造地设的一对呢
バチュン、という音が水音と共に聞こえてくる。 "啪嗒"的水声与溅落声同时传来
画面は暗くてよく見えない。 画面太暗了根本看不清
かいらー、かいらーがいいの、 要开灯...把灯打开才行
やめて、おねがぃ、 不要,求你了
ひぅ、おく、やめて、ぃ、いっちゃ、 呜、里面、不要、要、要去了
泣いているのであろう世一の声が聞こえる。 能听见世一带着哭腔的声音。
鳴き声と、己しか聞くことはなかったはずの、甘く溶けた声。ベットシーツの擦れる音。そしてピストン音。
本该只有自己能听见的呜咽声与甜腻融化般的呻吟。床单摩擦的声响。以及抽插的水声。
ボク、ずぅっとキミとこーしたかったんだぁ 我一直都好想和你这样啊
ミヒャエル・カイザーさぁ、ダメじゃん。 米迦勒·凯撒,这样可不行呢。
大事なものは、しまっとかないと。 重要的东西,得好好收起来才行。
pixiv
Sketch 草图
FANBOX
FANBOXプリント FANBOX 印刷品
pixivコミック pixiv 漫画
百科事典 百科全书
BOOTH
FACTORY 工厂
pixivision pixiv 视觉
sensei 老师
VRoid
Pastela