花束の意味は 花束的含义
初めまして、またはお久しぶりです。 初次见面,或者好久不见。
※この作品は以前シリーズとして投稿したものの、誤って削除してしまった作品の完成版です。作者の解像度がフランス戦開幕前で停止しています。解釈違いにご注意ください。
※本作品是此前以系列形式投稿、但被误删作品的完整版。作者认知停留在法国战役开幕前的状态,请注意理解偏差。
※作者の知識は100%インターネットです。現実との違いはフィクションとしてご容赦ください。
※作者知识 100%来源于网络。与现实差异请作为虚构内容予以谅解。
※読了後の苦情は一切対応いたしません。 ※恕不处理任何阅读后的投诉。
※誤字脱字ご容赦ください。 ※错别字与漏字敬请包涵。
未来捏造、プロ軸(isg→ドイツ rn→フランス)
未来虚构、职业选手轴心(isg→德国 rn→法国)
プロになって1年が経過したころ、花束をもってisg宅に訪ねてきたrnと不思議に思いながらもrnと向かい合うisgの話です。
这是关于成为职业选手一年后,手捧花束前来 isg 家拜访的 rn,以及虽然感到疑惑但仍与 rn 相对而坐的 isg 的故事。
本当はもっと書く予定だったのですがフランス戦も終盤、個人的な解釈も変わって来たので投稿します。いつか幕間を書くかもしれません。
原本计划写更多内容,但随着法国战役进入尾声,个人解读也发生了变化,所以决定先发布。或许将来会补写幕间故事。
いつも拙作を読んでいただいてありがとうございます!コメント、ブックマークとてもうれしいです。少しでも皆様の暇つぶしとなれば幸いです。
感谢您一直阅读我的拙作!每一条评论和书签都让我欣喜不已。若能稍微为各位消遣时光,将是我的荣幸。
【追記】 【后记】
ルーキーランキング13位に入りました! 新人排行榜第 13 名!
ありがとうございます✨ 非常感谢✨
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ついにシーズンが終了した。潔の所属するバスタードミュンヘンは、1位で幕を閉じた。潔自身もゴール数ランキングで1位を獲った。あの、カイザーと1位タイなのは気に食わないが。
赛季终于落下帷幕。洁所属的巴斯塔德慕尼黑队以榜首之位结束了征程。洁本人也荣膺射手榜第一。虽然和凯撒并列榜首这点让人不太痛快。
凛から貰ったチューリップの花をリビングにキレイに飾り直す。部屋の片付けを済ませると、3人を出迎えた。
我把凛送的郁金香重新精心插好,摆在客厅里。刚收拾完房间,三人就到了。
「いらっしゃい、みんな!」 “欢迎光临,各位!”
「おう、久しぶりだな」 “哟,好久不见啊”
「潔ー♪久しぶり〜」 “小洁~♪好久不见~”
「俺は、あんまり久しぶりじゃねぇけど……これ土産」
“我倒不算太久没见……这是伴手礼”
イングランドで活躍する千切とスペインで活躍する蜂楽に会うのは1年ぶり。ドイツの別チームで活躍する國神とはプライベートで顔を合わせることは3か月ぶりだった。スリッパを出して、3人を室内に招き入れる。広い部屋ではないので3人は、勝手知ったるといった風情で室内に入っていく。
时隔一年才再次见到在英格兰活跃的千切和在西班牙大放异彩的蜂乐。而与效力于德国另一支球队的国神上次私下见面已是三个月前。我取出拖鞋,将三人迎进屋内。房间并不宽敞,三人却熟门熟路地径直走入。
「あれ?潔って花とか飾る趣味あったっけ?」 "咦?小洁你什么时候有摆弄花的兴趣了?"
リビングまで直進して行った蜂楽が潔に問いかける。
直奔客厅而去的蜂乐向洁发问。
「あぁ、それ凛がくれたんだよな」 "啊,那是凛送的"
「凛って、糸師凛か?連絡とってたのか。」 "是凛吗?就是糸师凛?你们有联系?"
「いや、よく分からないけど……。去年の九月?くらいに突然家に来て。デカイ体にちっこい花束を持って。で、久しぶりに会ったと思ったら花束だけ渡して帰ってった」
"不,其实我也不太清楚……大概是去年九月?他突然来我家。那么高大的个子却拿着一小束花。我以为久别重逢要叙旧,结果他只递了花就走了"
自分でも分からないことを人に説明するというのは中々に厄介だ。事実のみを羅列すると、本当に意味の分からない話だ。
向他人解释连自己都不明白的事情确实相当棘手。若只陈述事实,听起来完全不知所云。
「そうだ、現物みせてやるよ。押し花にしてあるんだ」
"对了,给你看看实物吧。我把它做成干花了"
3人の不可解そうな表情に居た堪れなくなって、貰った花で作った押し花を玄関から持ってくる。
看着三人困惑的表情,我实在坐不住了,便从玄关取来用收到的花制成的压花。
「ほら、名前も知らないけど枯らしちゃうだけじゃ勿体ないし、母さんに電話で聞いて教えてもらったんだ。押し花って作りやすい花とそうじゃない花があるらしくて、写真送って聞いてみたりしたんだよ。そしたら母さん、誰に貰ったの?なんて聞かれるんだよなぁ。新年に凛に貰ったって言ったら、今度会わせてねっていうし……何なんだろ」
"喏,虽然不知道花名,但就这么枯掉太可惜了。我打电话问妈妈学来的。听说压花有些品种容易做有些难搞,还拍了照片请教呢。结果妈妈居然问'谁送的花呀'。我说是新年时凛送的,她马上说下次要见见...这都什么跟什么啊"
なんて、他愛もない話をしながらコーヒーでも淹れようかと席を立つ。
说着这些闲话,我起身准备去泡咖啡。
「へぇ~、押し花って家でも出来るんだ」 "诶~原来家里也能做压花啊"
「ガキの頃、俺の妹と姉ちゃんも作ってたわ。あと、色水とか」
"小时候,我和妹妹姐姐也做过这个。还有彩色水什么的"
「懐かし!幼稚園の頃に作ったりした」 "好怀念!幼儿园时也做过呢"
潔と蜂楽、國神が口々に思い出話を始める中、千切だけは無言だった。心なしか、何かを考え込んでいるようにも見える。体調が悪くなってしまったのかと、千切に声をかける。
在洁、蜂乐和国神七嘴八舌开始回忆往事时,只有千切沉默不语。总觉得他似乎在思考着什么。担心他是不是身体不舒服,我向千切搭话。
「どうした、千切?」 "怎么了,千切?"
「お前さぁ、この花って凛に貰ったんだよな?」 “喂,这花是凛送给你的吧?”
「そうだけど、どうかした?」 “是啊,怎么了?”
千切からの質問は意図が見えない。しかし、真剣な面差しをしているので、取り敢えず首肯すると千切は、気まずそうに話し始めた。
千切的提问让人摸不着意图。但看他神情认真,我姑且点头回应后,他便略显尴尬地开口。
「俺、姉ちゃんがいるじゃん。で、姉ちゃん花言葉とか調べるの趣味でさ。よく、俺も側に引っ付いて図鑑みてたから……まぁ、詳しいほうではあるんだよ」
“我有个姐姐嘛。她特别喜欢研究花语之类的,经常拽着我在旁边一起看图鉴……所以这方面我还算挺了解的。”
「はぁ、花言葉」 "哈啊,花语"
そんなことを考え込んでいたのか、体調が悪いわけではないようで一息ついたのも束の間、國神が千切に聞き返す。
他似乎一直在思考这个问题,虽然身体并无不适,但刚松一口气没多久,国神就反问千切。
「花言葉……って、108本の薔薇が〜みたいなやつのことか。結婚式とかでも花言葉を考えてブーケ作ったりするらしいな、姉ちゃんに聞いた」
"花语……就是那种 108 朵玫瑰代表什么之类的吧?听说婚礼上也会根据花语来制作捧花,我姐姐告诉我的"
「そ。この押し花にしてある花、全部知ってるわけじゃないけど……告白とか好きとかそういう意味のやつばかりだぜ。國神が言うみたいに結婚式とかに使うのもある。この間、雑誌でみた気がする……そこのチューリップも」
"没错。这些压花里的花,虽然不全认识……但全都是表达告白啊喜欢啊这类意思的。就像国神说的,有些也会用在婚礼上。前几天好像在杂志上看到过……那边的郁金香也是"
まさかの発言に、潔は開いた口が塞がらない。その結果、ひぇっなどと情けない声をあげてしまった。その様子を気にもとめずに会話は続く。
面对这意外的发言,洁震惊得合不拢嘴。结果还发出了"呜哇"之类丢人的声音。对话毫不在意他的反应继续着。
「ってことは千切、あの糸師凛は潔のことが好きってことか?」
"这么说来千切,那个糸师凛是喜欢洁的意思吗?"
「可能性としては、かなり高いと思う。ってか、フランスからわざわざ花束を届けに来る時点で口説きに来てるだろ。」
"从可能性来说相当高。倒不如说,特意从法国跑来送花束的时候就已经是在追求了吧。"
「確かに、そうかもな。」 "确实,可能是这样呢。"
「凛ちゃん、ブルーロックに居た頃から潔のこと気にしてたもんねぇ」
“凛酱,从在蓝色监狱的时候就很在意洁了吧”
ニャハハと蜂楽は笑う。それにつられるように千切も國神も笑った。
蜂乐咯咯笑着。受他感染,千切和国神也笑了起来。
「わっ、笑いごとじゃねぇ……」 “哇,这可不是开玩笑的……”
グルグルと思考が回り始める。 思绪开始不停打转。
「……俺ら、しばらく散歩でもしてくるよ」 "……我们出去散会儿步吧"
あまりの衝撃に考え込み始めた潔に気を遣って、3人は潔の家をしばらく空けてくれた。気遣いの出来る3人の友人に感謝だ。
或许是顾虑到被巨大冲击震得陷入沉思的洁,三人暂时离开了洁的家。真该感谢这群体贴的朋友们。
潔は3人が出かけてからもしばらく、押し花を眺めていた。それから意を決してスマートフォンを取り出し、アプリをダウンロードした。押し花をアプリのカメラにかざすと花の名前や情報が並ぶ。
洁在三人出门后,仍久久凝视着那朵压花。随后他下定决心掏出手机,下载了一个应用。当把压花对准应用摄像头时,屏幕上便罗列出花朵的名称与相关信息。
トルコキキョウ――花言葉は永遠の愛。 土耳其桔梗——花语是永恒的爱。
潔は、顔に熱が集まるのを感じる。確かめるようにと、チューリップをカメラの前にかざす。チューリップの花言葉は……。
洁感觉脸上发烫。为了确认什么似的,他把郁金香举到镜头前。郁金香的花语是……
「赤色が愛の告白、ピンクは誠実な愛……」 "红色代表爱的告白,粉色象征真挚的爱……"
表示された花言葉を口にする。 他轻声念出屏幕上显示的花语。
「凛は、俺のこと好き……なのかも」 "凛可能...喜欢我"
さっきまでは、誂われているだけだと思っていた言葉が現実味を帯びる。端正な顔立ち、均整の取れた身体。それから、潔を見る、優しさをもった瞳。時折見せる、可愛らしさ。潔はこの数ヶ月間で、知るようになった凛の様々な面を思い返す。あれらは全て、周りくどいけれど凛なりのアプローチだったのだ。
直到刚才还以为是错觉的话语,此刻突然有了真实感。端正的容貌,匀称的身材。还有注视洁时,那双温柔的眼睛。偶尔流露出的可爱模样。洁在这几个月里,逐渐了解了凛的方方面面。原来那些笨拙的举动,都是凛特有的接近方式。
『来月、そっち行く。』 下个月,我去找你。
凛からの簡潔なメッセージ。凛は、また花束を持ってくるのだろうか。不器用な彼なりの想いをこめて。それなら、潔に出来ることは……。
凛发来的简短讯息。这次他会不会又带着花束来呢?用他那笨拙的方式表达心意。既然如此,洁能做的只有......
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