【助けて】オレの恋人が粗チンかもしれん  【救命】我的男友可能是处男

用事も終わり冬弥と共に廊下を歩いていると、暮れる日の中で神代センパイと司センパイが手を繋いで校門から出るところだった。一時期は自分の失態もあり別れるところだったと言うのに、今のふたりはどうしようもなく幸せそうで、ほっとしてしまう。二人を見てらしくない笑みをこぼしていると、冬弥がこちらをじっと見つめているのが見えた。
办完事后和冬弥一起走在走廊上，夕阳下看到神代学长和司学长牵着手走出校门。明明之前因为我的过失差点分手，如今两人却幸福得令人艳羡，让我不禁松了口气。正望着他们露出不合时宜的笑容时，发现冬弥正目不转睛地盯着我。
「……どうしたんだよ」  "……怎么了"
「なあ、彰人」  "喂，彰人"
空気が冷える。跳ねる体をなんとか押さえ込んで、冬弥の方を見た。寒々しい銀の瞳が、怒りに燃えている。
空气骤然降温。我勉强按住弹跳的身体，看向冬弥。那双冰冷的银瞳正燃烧着怒火。
「………彰人、神代先輩と2人で銭湯にいったそうだな？…話があるから今日は俺の家に来い」
"………彰人，听说你和神代前辈两个人去了钱汤？…有话要说，今天来我家"
そう言って、冬弥は俺の腰に手を回す。そのあまりに、『これから犯してやる』とでもいいたげな手つきに、ぞくりとした。
他这么说着，冬弥的手环上了我的腰。那动作简直像是在宣告"接下来要侵犯你"，让我浑身一颤。
どうなるのだろう、それでも、抱かれなければ冬弥の怒りは収まらないだろう。
会变成什么样呢，但如果不被他拥抱的话，冬弥的怒火恐怕不会平息吧。
――――やっぱりあの変人ワンツー共ホントふざけんな！！！
————果然那两个变态混蛋真是该死！！！
彰人の心からの絶叫を、冬弥はキスをすることで完封した。
冬弥用一个吻彻底封住了彰人发自内心的尖叫。