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小鎚は今夜も握られる夢を見る_23182607
小鎚今晚又做了一个被锤击的梦_23182607

date:2024-10-12T01:16:08+09:00

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Name:紺吉_2454305

Tags:[R-18, Limbus_Company, ファウヒス, ふた×男]

Caption:個室に移されたNヒスが夜な夜なNファウに食べられてる話。<br />※ファウが先天性ふたなり。<br />※Nヒスが薬を盛られたうえで睡眠姦をされてる前提のため、苦手な人はご注意ください。
Caption:Nヒス被移到了单独房间,夜晚不断被 Nファウ吃掉。<br />※Nファウ是先天性双人格。<br />※基于 Nヒ斯被下药并遭受睡眠强奸的前提,请注意,如果对此不适请谨慎阅读。


 今日から指定の部屋で待機しながら雑務を進めるよう指令が下された件について、中鎚の口から伝えられたのにヒースクリフの目が丸くなる。
关于从今天开始在指定房间待机并处理杂务的指令,中鎚这么一说,希斯克利夫的眼睛都圆了。

 しかも指令を下してきたのが、かの握る者様だそう。
而且下达这个指令的人居然是那位握有者。

「握る者様が、私を…?」
“握有者要带我……?”

「そうだ、握る者様がお前を連れて行けとの言いつけだ」
“没错,握有者让你跟我走。”

 苛々とした態度を隠す気のない中鎚にヒースクリフは身を縮こませつつも、恐る恐ると様子を伺う。
中鎚毫不掩饰地察觉到希斯克利夫的不满,但仍小心翼翼地观察着他的态度。

「定期的に釘が届く、それを決まった時間までに全て磨いておくのが貴様の仕事らしい」
“定期性地收到钉子,然后在指定时间内把它们全部磨好,这就是你的工作。”

「それが、私の、今回の仕事なんですか」
“这么说,这就是我这次的工作?”

「そうだ、何故…握る者様がお前をそこに置くよう指示が来たのかは分からんが」
“没错,虽然不知道为什么……那位握钉者让你把钉子放在那里。”

「ロクに教典を覚えていられない、途中の居眠りがひどい、先輩への態度がなっていない…”落ちこぼれ”でしかないお前をずっと置いておくよりはマシじゃないかな」
“记不住教典,中途经常打瞌睡,对前辈的态度也不对……你最多也就是个落伍者,放在那儿还不如直接放弃呢。”

 嫌味のこもった言葉を重ねるようにぶつけると、分かりやすくヒースクリフが青ざめたのを確認した中鎚は仮面の下でほくそ笑んだ。 
中鎚用带着厌恶的话语一层层地压过来,确认希斯克利夫明显变得苍白后,面具下的中鎚露出了冷笑。

 中鎚の言う通り、演説で金鎚たちに説いているのを遠くから見たり、浄化活動に同行したことがある程度で特別に関わりもなく、気にかけてもらったこともない。
正如中鎚所说,他只是偶尔在远处观察金锤等人演讲,或者参加过几次净化活动,但并没有特别的关联,也没有得到过特别的关注。

 だから、いつまでも教典の内容を覚えてられず、寝不足が祟って作業ミスも多い落ちこぼれな俺を直接、指名してきたのが何よりも信じられなかった。
这让他最难以相信的是,居然直接指名要一个记不住教典内容、因睡眠不足而工作失误频繁的落伍者。

 もしかしたら持て余してる理由で密かに処分されるのか、それとも見せしめも兼ねて公開処刑されるかもしれない。そんな嫌な想像が脳裏を過ぎり、紫色の目が左右に揺れる。
或许会因为多余而偷偷被处理掉,也可能作为示威而公开处决。这样的不愉快想象闪过脑海,紫色的眼睛左右摇晃。

 ヒュッ、ヒュー、と口から溢れる呼吸音に合わせて、ヒースクリフの顔色も格段と悪くなっていく。そのまま地面へ膝をつきかけたところを二の腕を掴まれて阻止された。
呼呼、呼呼,随着呼吸声,希斯克利夫的脸色也明显变差。就在他快要跪倒在地时,被抓住双臂阻止了。

 その場から逃げ出したい一心で振り解きかけるも、抵抗するなと言わんばかりに片頬を一、二回も強めにぶたれてしまう。
一心想要从现场逃走,试图挣脱,但仿佛被命令不要抵抗,脸颊被狠狠拍打了一两次。

 ぶたれた方向へ体が傾いたところを今度は引きずられるように歩かされる。
被拍打的方向身体倾斜,然后被拖拽着走。


 脱臼しそうなぐらい乱暴に引きずられて結局、扉の前まで連れてこられたヒースクリフは、諦めたように俯く。
被粗暴地拖着走,直到被带到门前,希斯克利夫垂下了头,仿佛已经放弃了抵抗。

 この狂った世界に閉じ込められながら理不尽な理由で暴力を振るわれる日々も終わりが近いんだと無理矢理ポジティブに考えようにも、脳の片隅に残る記憶がそれを許してくれない。常に薄暗い空気に囲まれた丘にいるであろう”彼女”の元へ帰りたい気持ちが逆に哀しみや恐怖心を強めさせてくる。
虽然试图以一种勉强乐观的态度看待被这个疯狂的世界囚禁,并且毫无理由地遭受暴力的日子即将结束,但脑海中残留的记忆不允许他这样做。他反而更加渴望回到那个总是笼罩在阴暗空中的丘上,那个“她”的身边,这种渴望反而加剧了他的悲伤和恐惧。

 あぁ、一瞬で終われたら気が楽かもしれない。
啊,如果能一瞬间结束就好了。

 光を失い濁った紫の瞳をゆっくりと扉へ向ける。独房と思わしき鉄製の扉には窓がなく、物を差し入れるための口がついているだけでますます嫌な想像が止まらない。
他缓缓地将失去光芒、浑浊的紫色眼睛转向了面前的门。那扇看起来像是单独牢房的铁门上没有窗户,只有一个用来投递物品的小口,这让他愈发产生不好的联想。

 尻込みしている間にも、ギィッ…と蝶番が擦れる音を立てながら中鎚が扉を開けてすぐ、ヒースクリフの背中を押した。
尽管在推门的同时,铰链发出吱吱的声音,中鎚还是推开了门,并且用力推了推希斯克利夫的背部,将他推进了房间。

 握る者から指名された対象への嫉妬も含め、落ちこぼれを雑に扱える優越感を込めて突き飛ばすとヒースクリフは倒れるように部屋の中へ入っていった。
带着对被指定对象的嫉妒,以及对落伍者的随意践踏感,希斯克利夫被推着倒进了房间。

 独りにしないで、と泣きそうな顔で見上げる彼を最後に、無慈悲にも扉は閉められた。
看着他哭丧着脸仰望着自己,最后门无情地关上了,将他与自己隔开。


 どんなに見つめていても開く気配すらない扉を前にヒースクリフは涙ぐむ。
无论怎样凝视那扇门,它都没有要打开的迹象,希斯克利夫只能流下眼泪。

 本当に俺はここに移されたんだ、と思えば思うほど涙が一粒ずつこぼれ、ずずっと鼻を啜る音が寂しく響く。
每当想到自己真的被转移到了这里,眼泪便一滴接一滴地落下,鼻音的抽泣声在寂静中显得格外凄凉。

 ここで膝を抱えていたって仕方ない、仕事が来るまでの間に準備ぐらいはしておこう。と意を決した彼はようやく重い腰を持ち上げて、ぐるりと部屋を見回すことにした。
这里坐着抱膝也没什么用,趁着等待工作的间隙,还是先做好准备工作吧。他下定决心后,终于鼓起勇气站了起来,环视了一下房间。

 

 明らかに睡眠をとる以外の目的を省かれた部屋に数人の小槌たちと身を寄せ合ってきた日々が瞬時によみがえる。数人で過ごすには狭すぎる空間。
明显被剥夺了除睡眠之外其他用途的房间,让我回想起了与数位小槌们挤在一起度过的日子。这个空间对于几个人来说太过狭小。

 教育と称した暴力に背を丸めて耐えるしかない現実に怯えつつ、励ますように互いに傷を舐め合ってきたのは決して無駄ではなかったし、こうすることでなんとか気を確かに持つことが出来た。
虽然只能忍耐以教育之名施加的暴力,但互相舔舐伤口以鼓励对方,这样的努力并非毫无意义,通过这种方式,我们终于能够坚定地面对一切。

 あの小鎚たちも今後はどうなるのだろうか、とどうしても気になるが、今の自分ではどうすることも出来ない。
那些小锤未来会怎么样,我总是忍不住好奇,但现在的我却无能为力。

 何台も並べられたパイプ式の簡素的な二段ベッド、申し訳程度に置いてるだけの小さなテーブルと小さなテーブルランプと殺風景だった部屋とは大違いの予想以上に清潔感のある部屋だったのに今更ながら気づき、内心驚いた。
原本简陋到只放着几排管道式简易双层床、一个小小的桌子和一个小台灯、空荡荡的房间,没想到现在竟然干净整洁得超出预期,让我感到意外。

 折檻室にしては、家内にある部屋ぐらいのそれなりの広さなのが逆に不気味だ。
作为审讯室,它的面积竟然和家里的房间差不多,这反而让人觉得有些不自在。

 小鎚の自分にとっては不相応なぐらいベッドもやや大きく、ふかふかしている。
对于小锤来说,这张床大得有些不相称,而且软绵绵的。

 二つの椅子が添えられたテーブルには、あるメモが置かれていた。
桌子上摆着两把椅子,上面放着一张便条。


 小さき金鎚へ、
小锤子,

 突然の指令にさぞ驚いたでしょう。
一定被突如其来的指令吓了一跳吧。

 降り注がれる苦痛にひたすら耐え忍ぶ姿をファウストは見ていました。
福斯特看着不断承受痛苦折磨的身躯,一动不动。

 これから与えられる物全てを私からのご褒美だと思い、ありがたく受け取りなさい。
请将所有接收到的东西都视为我的奖励,然后心怀感激地接受。


 綺麗な字で書かれたメモを何度も読み直し、ヒースクリフは面食らった。
希斯克利夫反复阅读那张用漂亮字体写的便条,显得有些惊愕。

 握る者が俺にご褒美だって?実は名前を偽った誰かが嘘の指令を送ったのではないのか。
对方说给我奖励的人是握着我的?实际上,可能是某个使用假名的人发来了虚假的指令吧。

 半信半疑で眺めるも、中鎚が握る者様から命じられていたと言っていたのでまずは事実だと受け止めておこう。
虽然半信半疑,但中鎚说他是被命令这样做的,所以先当作事实接受吧。


 本当に彼女からの指令だったらしく、箱に詰められた釘が届く以外に誰も訪れることはなかった。
真的像是来自她的指令,除了收到的钉子外,没有人来拜访。

 異端を貫くのに使われたのであろう血脂に塗れた嫌な臭いが漂う釘を布で拭いて、砥石で先端を鋭くしたりと手入れを一本ずつ進める淡々とした作業がヒースクリフの傷ついた精神を癒してくれる。
钉子上还残留着涂抹其上的血脂的恶臭,Heathcliff 用布擦拭钉子,再用磨石打磨尖端,一丝不苟地进行着这项工作,这似乎治愈了他的受伤心灵。

 小鎚たちに会えないのは残念だが、先輩たちにも顔を会わせずに済むと思うと悪くないかなといった前向きな思考が彼を少しずつ落ち着かせていく。
虽然见不到小锤子们让他感到遗憾,但想到不用见前辈们,他渐渐变得平静起来。

 約束通り、一本残さず手入れし終わった釘を箱ごと提出してから数十分ぐらい経つと代わりに一人分の食事が差し出された。
按照约定,他将所有钉子都整理完毕后,过了大约几十分钟,有人送来了一份食物。

「え、こ、これは…!」
「啊、这、这是……!」

 食事が運ばれてきた時点で驚きなのに、まさかの缶詰ではなかった。
没想到送来的食物竟然是罐头,而不是普通的菜单。

 野菜らしき小さな具材が申し訳程度に入った白いシチューにパンとニ度と目にすることはないだろうと思っていたまともなメニューに思わず声が出る。
原本以为会是普通的菜单,没想到竟然是白茫茫的蔬菜汤,里面勉强放了些蔬菜,连面包都没有, Heathcliff 不禁惊讶得脱口而出。

 清潔感のある部屋に連れてこられたのに加え、こんなものまで与えられていいのかとあまりにも贅沢すぎる待遇にヒースクリフは改めて困惑した。
本以为会被带到干净的房间,没想到还会被提供如此奢侈的待遇,Heathcliff 又一次感到困惑不已。

 ご褒美と称して、処分される前の情けとして与えているのではないか。
这可能是作为一种奖励,在给予处分之前的一种怜悯吧。

 と嫌な考えが浮かぶも、眺めているうちに口の中から唾液が溢れ、長く静かになっていた腹の虫が大合唱を始めようとしている。
不好的想法冒了出来,但随着视线的移动,口中开始分泌唾液,原本安静的肚子也开始发出咕咕声。

「本当に、俺が食べて…」
“真的,我要吃……”

 じゅるり、と唾液が口の端から垂れ、ぎゅるるる…と腹から音が聞こえる。
唾液顺着嘴角滴下,肚子发出咕噜咕噜的声音。

 これを食べたら最後、縄を首にかけられるかもしれない。でも……
吃下去之后可能会被绑起来。但是……

「今、食べておかないと…ニ度と…」
“现在不吃的话……以后……再也……”

 食欲に理性が飲み込まれて紫の目がグルグルと渦巻く。両手がトレイを掴んではテーブルへ運ぼうとする。
理智被食欲吞噬,紫色的眼睛开始打转。双手抓住托盘,试图放到桌子上。

「後で、罰でも何でも受けたらいいんだ…後で……」
“等以后……受罚什么的……以后……”

 例え、いっぱい殴られて吐いてしまっても、貴重な固形食を独り占め出来るチャンスを逃すわけにはいかない。
即使被打得吐了出来,也不能错过独自享用珍贵固体食物的机会。


 恐る恐ると口にしたシチューは舌に張り付くぐらいドロッとしていて、ミルクの濃い匂いと一緒に温もりがじんわりと口の中に広がる。
一口吞下的炖菜黏稠得仿佛吸附在舌头上,随着浓郁的奶香,温暖渐渐弥漫在口中。

 スプーンを咥えたまま噛み締めているうちに気づけばポロポロと涙を流していた。
含着勺子咀嚼的时候,不知不觉间眼泪已经一滴一滴地流了下来。

 生きているうちに料理らしい飯を口に出来るなんて、と袖で涙を拭い、もう一口とシチューをスプーンですくう。
活着的时候竟然能吃到像模像样的饭菜,擦了擦眼泪,又舀了一勺炖菜送入口中。

 パンは昔食べたことある焼きたてのフワッとしたのではなく、パサパサした舌触りだったがシチューと合わせて食べるとそこまで気にならなかった。
面包的口感并不是像以前吃过的热腾腾、软绵绵的,而是干巴巴的,但和炖菜一起吃时,这种感觉就没那么明显了。

 ドロドロとした粥に似た経験缶からかけ離れた温かい食事に心から感動したヒースクリフは、あっという間に完食した。
希斯克利夫对那种像浓稠粥一样的食物感到惊讶,与罐头里的食物大相径庭,他真心感到惊喜,很快就吃完了。

「あぁ……食べちゃったなぁ…」
“啊……吃完了……”

 手足を投げ出すように椅子の上で脱力したヒースクリフは天井を見上げる。
希斯克利夫瘫倒在椅子上,四肢无力地垂下,抬头望着天花板。

 

 トレイを戻した直後、長い欠伸が出た。
放回托盘之后,打了一个长长的哈欠。

 粗相をしでかした罰としてずっと睡眠時間を削らされていたのもあり、久しぶりに食事を取れた幸福感につられて肉体が睡眠を欲しているのを自覚する。この部屋にはベッドが用意されているから余計に眠たくて仕方ない気持ちが込み上がる。
由于长期被削减睡眠时间作为侮辱他人的惩罚,再加上终于可以进食的幸福感,身体明显感到需要睡眠。这个房间里准备了床,这让想睡觉的心情更加难以抑制。

 実は枕元にも、眠たくなったら自由に寝てもいいとのメモが置かれていた。
实际上,枕边还放着一张便签,上面写着如果想睡觉可以自由地躺下休息。

 寝る時は、必ずネグリジェと呼ばれるワンピース型の白いパジャマに着替える決まりを守っていればOKだなんて夢のようだ。
只要按照规定,睡觉时一定要换上被称为“涅格瑞吉”的白色连衣睡衣,这样就可以安心睡觉了,简直像是做梦一样。

 睡眠欲に負けたヒースクリフは、何故、彼女がここまで甘やかしてくれるかを疑うこともなくパジャマに着替えては布団に包まってしまう。
睡眠欲に負けてヒースクリフは,丝毫也不怀疑她为何如此纵容自己,便换上了睡衣,裹进了被窝。

 洗いたてのようにフワッとした柔らかい感触で包まれたのもあって、あっという間に夢の世界へ旅立った。
被洗得蓬松柔软的触感包裹着,他很快就进入了梦乡。



 ……久しぶりに深く眠れた気がするのになんとなく疲れている気がするのはどうしてだろうか。
……虽然感觉这次睡得很沉,但不知为何还是觉得有些疲惫,这是为什么呢?

 とヒースクリフは首を傾げるも、単に環境が変わったことによる緊張が未だ解れていないんだろうと一人で解釈する。
希斯克利夫歪着头思索,但最终只认为这是由于环境改变后紧张感尚未完全消散。

「そうだ、昨日は物音も何もなかったんだ」
「对了,昨天一点声音也没有」

 仮にこの部屋に誰かが侵入してきたとしたら物音が聞こえて目を覚ましていたはず。
假如有人侵入了这个房间,按照常理,应该会听到声音然后醒来。

 実際にそんな記憶はない彼は自分に言い聞かせるように独り言を呟く。
实际上他并没有这样的记忆,于是自言自语地对自己说。



 あれから、一日に三食ほど食事が運ばれてくる計算で既に数日もこの部屋で過ごしているけれど、誰も来ないどころが処罰の連絡すら何も無いのは流石におかしくないか。
从那以后,每天有三餐食物送到,算起来已经在房间里待了好几天了,居然连处决的通知都没有,这未免也太奇怪了吧。

 これは本当に褒美なのだろうか、とヒースクリフは疑問を抱き始める。
希斯克利夫开始怀疑这是否真的是一种奖励。

 誰かと顔を合わせる必要がないため起床の度に制服を身に付ける理由もなくなった彼は、日中パジャマで作業をしたり寝たりと好きなように過ごしている。
因为不需要和别人见面,他起床后也不再穿制服,而是白天穿着睡衣工作或睡觉,想怎么来就怎么来。

 他に着替えもないから着続けているのに、汗を吸ってベタついた感覚が全然ないのが不思議だ。推理するとしても情報がないので分からず終いだが。
因为没有其他换洗的衣服,他一直穿着同一件衣服,但奇怪的是,衣服并没有因为汗水而变得黏腻。推理也无从下手,只能这样了。

 それに、とヒースクリフは恥ずかしそうにもじつかせる。
希斯克利夫不好意思地挠了挠头。

 最近、トイレで大きい物を出した後みたいなソワソワした気持ちが朝起きてからしばらく続くようになった。胸も同様で、むっちりと尖った乳首がパジャマの布生地で擦れて言葉にし難い切ない感覚が下腹部に集中する時も少なくなかった。
最近,早上起床后有一段时间会有一种类似上厕所排便后那种紧张不安的感觉。胸部也有类似的情况,有时候乳头被睡衣的布料摩擦,那种难以言说的刺痛感集中在下腹部,这种情况也不少见。

 教養に乏しく無知な彼は、このむずむずした感覚への対応がどうしても分からず誰もいないのをいいことに自ら尻肉を広げては凌ごうとしたこともあった。
他缺乏教养且知识匮乏,对于这种骚动感完全不知所措,于是趁没人的时候,自己分开臀部试图缓解。

 尻たぶと一緒にアナルの皺も一緒に伸びてるのにドキドキとした気持ちになり、冷たい空気で敏感となった後ろを撫でられる度にゾクゾクしたのが背筋をなぞってくる。
臀部伸展的同时,肛门的皱褶也一起伸展,让他感到心跳加速。每次被冷空气触碰敏感的背部时,都会感到一阵阵的战栗,沿着脊背蔓延。

 痛みとは無関係の感覚にヒースクリフは顔を真っ赤にしながら悶えたそう。
希斯克利夫因为这种与疼痛无关的感觉而脸红不已,痛苦地呻吟着。

「んっ、何で、起きるといつもこうなるんだよぉ…」
「嗯,为什么每次醒来都会变成这样啊……」

 外で野宿することも少なくなかったから気づかないうちに衛生的な問題が肉体に及んでいたらどうしようと不安になるも、痒くて仕方ない乳首を掻いていると頭の中が真っ白になる。
因为经常在外露宿,不知不觉中担心卫生问题会影响到身体,但抓着痒得不行的乳头时,头脑却变得一片空白。

「こんなの、握る者様に知られたら…追い出されちまう…」
「这种事要是被掌握者知道……就会被赶出去……」

 いつの間にか大きくなってしまったペニスを鎮めるためにヒースクリフは、いそいそとトイレに駆け込むしかなかった。
不知不觉间变大的阴茎让希斯克利夫只能急忙冲向厕所。



 すぅすぅと寝息を立てるヒースクリフをファウストは笑顔で見つめていた。
法斯托克笑着注视着斯库梨夫低低地发出呼吸声入睡的样子。

 笑顔といっても、安らかに眠る子供を見つめる母親とかそういった慈愛に満ちたのではなく、無防備に眠る草食動物を舌なめずりしながら眺める肉食動物と例えるのが正しいだろう。食卓に運ばれた好物を見つめている時の笑顔とも言える。
说他笑得慈爱,就像注视着安详入睡的孩子的母亲,这并不准确。更像是一只肉食动物在舔着嘴唇注视着正在无防备地睡觉的草食动物。也可以形容为它在注视着即将享用的美食时的笑容。

 大きく口角を持ち上げ、限界まで開いた薄青色の瞳が彼の寝顔を映す。
他的嘴角上扬,那双几乎完全张开的淡蓝色眼睛映照着他的睡容。

「うふっ、ふふっ…今夜もぐっすりと眠っているようですね」
“呵呵,呵呵……今夜你似乎也睡得很香呢。”

 独特な笑い声をあげると、日焼けしていない白い手でヒースクリフの片頬をすりすりと撫でた。
她发出独特的笑声,用没有晒黑的白皙双手轻揉着希斯克利夫的一侧脸颊。

 実は、ヒースクリフが口にしていた夕食には特別な睡眠薬が仕込まれていた。
原来,希斯克利夫口中吃着的晚餐里被下了特殊的安眠药。

 適量を摂取すると、どんなに扱われても朝まで起きなくなるといった効能のせいで、毎夜ファウストが夜這いしに来ては体の隅々までむしゃぶり尽くされてることに未だ気づいていないままなのが哀れだ。
适量服用后,这种药物能让人在无论受到多大的折磨也能一直睡到早晨,因此,法乌斯特每晚前来夜探,将他啃得体无完肤,他却仍浑然不知,令人同情。

 堂々と触れられているにも関わらず安らかに眠り続ける彼の唇に己の唇を重ねた。
尽管被堂而皇之地触碰着,她仍将自己的唇贴在他的唇上,让他继续沉睡。

 かさついてヒビ割れた唇を吸い、無防備にも空いた隙間に舌を滑らせた時のファウストは、とても恍惚とした表情を浮かべていた。
当舌头滑过吸吮着裂开嘴唇时,福斯特的表情显得非常陶醉。

「ふっ…はぁっ…」
“呼…哈…”

 呼吸を邪魔されてると言いたげに眉をひそめるヒースクリフの両頬を両手で挟みながら口内を舌で舐り、唾液を啜る。
希斯克利夫皱着眉,似乎在抱怨被弄乱呼吸,而她却用双手夹住他的脸颊,用舌头舔舐他的口腔,吮吸唾液。

 ぐちゅっ、ぴちゃっ、とどんなに音を立てても舌で舐っても相手は起きないのを彼女はよく知っている。途中、相手の股間に己のを擦りつけるようにヘコヘコと腰を揺すりだすといった大胆な動きに次第に移り始める。
发出“咕唧”和“吧唧”的声音,她清楚对方即使发出多大声响,甚至用舌头舔舐也无法唤醒他。渐渐地,她开始做出更加大胆的动作,腰部开始微微摇晃,像是在对方大腿间摩擦自己的身体。

 つぅー、と唇と唇の間に唾液の糸が細く伸びては呆気なく途切れた。
于是,两唇之间细长地拉出了一丝唾液,随后便断开了。

「ぐふっ、今晩の挨拶はこれで完了ですね」
“嗯哼,今晚的问候就到这里吧。”

「さて、ここからはお楽しみの…セックスに移りましょう。ヒースクリフの”ここ”も着々とファウストの形になってくれて抱くたびに嬉しい気持ちになります」
“接下来,我们开始享受……性爱吧。每当抱着他的时候,希斯克利夫的‘这里’都在逐渐变成浮士德的形状,这让我感到非常开心。”

 と相手の下腹部を手のひらで撫でる。
说着,用手掌轻抚对方的下腹部。

 唇を唾液で濡らされたまま、知らずに眠り続けるヒースクリフの足から下着を脱がした後、パジャマの裾を捲り上げると前よりも色が薄くなった青痣を確認する。
嘴唇仍湿润着唾液,我从不知不觉中继续熟睡的希斯克利夫的脚下脱下了内裤,掀起睡衣下摆,确认了比之前颜色更淡的青色胎记。

 ここへ移らせてからは他の金槌による教育を受ける回数もゼロになったので、彼女が暴力を振るったり自傷をしない限り新しいのが出来ることはないだろう。
自从移送到这里后,他再也没有接受过其他铁锤的教育,除非她使用暴力或自残,否则新的青色胎记是不会出现的。

 演説中に居眠りをしてしまった件を中鎚に怒られて泣きじゃくる彼、ノルマを達成出来てなかった罰だと顔を殴られて悲鳴をあげる彼。
他在演讲中睡着了,被中锤责骂得哭了起来,因为没有完成任务而被打脸,发出痛苦的叫声。

 苦痛を感じる瞬間こそ、純粋な身体を持つ者だけに与えられた証。
感受到痛苦的瞬间,才是拥有纯洁肉体的人才能获得的证明。

 この小さき金鎚…握られる者は惚れ惚れするぐらい綺麗な涙を流すし、喉から飛び出す悲鳴はアンコールを唱えたいぐらい素晴らしいとファウストはうっとりと思い出に浸る。
这个小巧的金锤……被握住时,会让人不禁流下美丽的眼泪,而从喉咙中迸发出的悲鸣,仿佛是在呼唤安可,让浮士德沉醉其中。

 遠くで眺めているうちに自らの手で握り締めていたい歪んだ愛情がむくむくと膨らんでいくのを自覚するようになった機をきっかけにと部屋に移らせておいたのは正解だとファウストは改めて確信する。
随着浮士德逐渐意识到,那种扭曲的爱意在远处看着时愈发膨胀,他再次确信将它移至房间是个正确的决定。


 いつまでも教育に晒しておくと頑丈な肉体もいつか壊れてしまうでしょう。
如果一直暴露在教育之下,即使是最坚强的身体也终会崩溃。


 慈しみを込めて、青痣が残る腹筋にファウストの唇が触れるとヒースクリフの伏せた瞼がぴくりと震えた。
浮士德轻吻着青痣遍布的腹肌,希斯克利夫闭着的眼睛微微颤动。

 腹部から胸部へと少しずつ上へ目指しながら何度も接吻を落とす途中、他の青痣に触れると見せかけて乳首を口に含んだ。
从腹部慢慢向上移到胸部,一边接吻一边亲吻的过程中,假装触碰到其他青痣,实际上含住了乳头。

「あっ……」
「啊……」

 ちゅぅっと優しめに吸うとヒースクリフの背が軽く反った。
轻轻地吸吮了一下,希斯克利夫的背部微微弓起。

「うふっ、吸われるとすぐ反応しちゃうところ可愛いですよ」
“呵,被吸一下就立刻有反应,这地方真可爱。”

 舌先でチロチロと舐めては、また吸い上げる。
用舌尖轻轻舔舐,然后再吸吮。

 最初は控えめで小さく、くすぐったそうにしていただけだったのが時間をかけて可愛がってきた甲斐もあり、今はちょっとした愛撫でも可愛らしく身じろぐようになった。
最初只是轻柔而小巧的动作,仿佛在挠痒,但经过时间的磨合,现在稍微有些爱抚的举动就会娇羞地扭动身体。

 伸ばしていた足がほぼ直角に曲がり、足指が伸びたり丸まったりと忙しくなるのを横目にファウストは乳首を吸ったり甘噛みすると同時に、もう片方のもくすぐったり抓ったりと愛撫を楽しむ。
伸直的双腿几乎呈直角弯曲,脚趾伸展或蜷缩,忙个不停。法乌斯特一边吸吮乳头,一边轻咬,同时用另一只手挠抓,尽情享受爱抚。

「んっ…あっ、あぅっ…」
“嗯……啊……啊啊……”

 段々と汗ばんできたヒースクリフは、口の端から唾液を垂らしながら喘ぐ。
希斯克利夫渐渐汗流浃背,嘴角流着唾液喘息着。

 発達した胸筋も相まってつんと勃ち始めた乳首はとても扇情的だ。指や舌で撫でるとぷりぷりとした固さを感じるのがとても癖になる。
发达的胸肌衬托下,挺立的乳头显得格外诱人。用手指或舌头轻抚,能感受到它弹弹的硬度,让人忍不住想要反复触摸。

 そして、両手両足を大きく開かされた格好で息を整えているヒースクリフからはアナルが丸見えなのがファウストを煽る。
而希斯克利夫张开双手双脚,调整呼吸的样子,让他裸露的肛门一览无余,刺激着福斯特。

 毎夜抱かれていたせいでアナル周りの肉はぷくっと膨れており、普段の何かに耐えるように寄せがちだった眉間の皺が今はとれてより彼の幼さが強調されている分、いやらしさも強調されてる気がしてファウストのペニスも滾る一方だ。
因为每晚都被抱着,肛门周围的肌肉显得鼓鼓的,平时皱巴巴的眉间现在舒展开来,更突显出他的稚嫩,也让福斯特的阴茎更加兴奋。

 ファウストの細長い指が表面をねっとりと撫でる。毎夜抱かれているせいで、ちょっとした準備でもすぐ挿入出来そうな柔らかさを指の腹で感じる。
法古斯的手指在表面缓缓滑动。由于每晚都被抚摸,即使是轻微的接触也能感受到一种仿佛随时可以轻易插入的柔软。

 二本の指をあてがいながら広げる度にくぱ、くぱ、と簡単に広がってしまうのが彼女に抱かれてきた揺るがない証拠だ。
一边用两根手指慢慢撑开,她被拥抱过的痕迹显而易见,每一次分开都会发出“啪啪”的声音。

 試しに中指の爪先だけを挿れると、つぷ、とあっさりと飲み込まれた。
试着只将中指的指尖插入,只听“扑”一声,便轻易地被吞没。

 あえて奥まで進ませずにアナルの表面を引っ張るようにグイグイと指を軽く曲げて弄ぶと、ちゅうっと吸いつかれる。まるで焦らさないでもっと中へ入れてよ、奥は温かいよと歓迎してくれてるようだ。
故意不深入,而是像拉扯肛门表面一样轻轻弯曲手指,她会发出“啾”的声音,仿佛在说不要犹豫,再往里一些吧,里面很温暖。

「まぁっ!ファウストに撫でられただけでこんなに媚びちゃって。それだけ欲しかったというのですね」
「哎呀!只被法乌斯特摸了一下就变得这么讨好。原来他这么想要啊」

「握られる者のくせに、ファウストを掌握するためのポイントを分かってるようで」
「你这被抓住的人还知道法乌斯特掌握要点的样子」

 大変いやらしいです、と悪戯っぽく呟いては耳に息を吹きかけた。
他轻佻地嘟囔了一句“真是下流”,然后对着耳朵吹了一口气。

 古傷が残る首筋ごと息で撫でられ、ヒースクリフの全身がビクビクと震えるのをファウストは口角を持ち上げて眺める。
法乌斯特看着希斯克利夫全身因古伤犹存的颈窝被气息拂过而微微颤抖,嘴角上扬。

 いよいよ我慢の出来なくなった彼女は下着からペニスを取り出す。
她终于忍无可忍,从内衣中取出阴茎。

 ぷるんっと飛び出したペニスは完全に上向いており、先端からはトロトロと先走り汁を垂らしていて一刻でも早く挿入したいと主張していた。
勃起的阴茎笔直地弹了出来,尖端滴着预射液,明显渴望尽快插入。


 うつ伏せに転がしたヒースクリフの尻肉を遠慮なく掴んでは限界まで広げようとする。
将希斯克利夫趴下,毫不掩饰地抓着他的臀部,并试图将其最大限度地分开。

 よく広がったアナルからは肉壁の艶かしい赤色に体液で濡れたテカテカした光沢感と隅々まで確認出来るのにファウストも舌なめずりせずにはいられない。
从张开的肛门中,可以看到肉壁那鲜艳的红色,湿润的光泽感透出体液的痕迹,连细节之处都能清晰可见,让人不禁想要舔舐。

 汗で額に前髪を貼り付けたままあどけない寝顔を見せているヒースクリフを既に何回も抱いているので伴侶なのも同然。なんなら握らんとする者の相手にさせるのも悪くない、握られる者だからこそ果たすべき役目もあってもおかしくないでしょう。
已经无数次拥抱过因汗水而将前额粘住刘海、露出稚气睡颜的希斯克利夫,她几乎已经可以算是他的伴侣了。说起来,让那些想握住的人去握也好,毕竟被握住的人也有他应该履行的职责吧。

 相変わらず歪んだ思考を巡らせながらファウストはペニスをアナルにあてがう。
福斯特依然在扭曲的思绪中,将阴茎对准肛门。

 カリの最も太い部分に合わせてアナルは簡単に広がり、くぷくぷと音を立てながら少しずつ飲み込もうとする。
肛门随着卡拉最粗的部分轻松地张开,发出“噗噗”的声音,缓缓地将它吞没。

 肉壁のでこぼこした部分が隙間なく密着しては程よい力加減で締め付けてくれるのにファウストは大きく身震いした。
肉壁的凹凸部分紧密贴合,适中的力量紧紧包裹着,福斯特不由身体一震。

「あはぁんっ…とても気持ちがいいですよっ…!」
「啊哈…真是太舒服了…!」

 深い眠りに陥りながらも耳まで赤くし、ぷるぷると悶えているヒースクリフの唇を優しく撫でる。
虽然已经陷入深深的睡眠,但耳朵都红了,身体还在颤抖的希斯克利夫的嘴唇被轻轻抚摸着。

 うつ伏せで眠る相手の両足に全身で割り込むように陣取り、寝バックの形でファウスト腰を上下に揺すり始める。
俯卧着睡觉的人的双腿之间,全身压上去占据位置,以寝バック的姿势上下摇晃着法乌斯特腰。

 まずは慣らすようにゆっくりと抜き差しすることでカリの出張った部分に肉壁が擦れ、アナルの縁に引っかかった拍子にヒースクリフの両肩が大きく震えるのを見下ろしながら楽しむ。
先慢慢进出以习惯,让肉壁摩擦出张的部分,每当摩擦到肛门口边缘时,可以看到希斯克利夫的双肩大幅度颤抖,一边看着一边享受着。

 抜けきるギリギリまで腰を引いたら今度は奥を目指して腰を落とすついでに前立腺をコリコリと押し潰して精液が欲しい身体に仕上がらせさせる。
如果把腰尽量往后撤,直到极限,然后顺势往深处挺进,顺便挤压前列腺,让身体准备好射精。

「ッ…!……、…ッッ!!」
“啊……!……、啊啊!!”

 睡眠薬によって深く眠らされてるとはいえ、敏感な身体は律儀に快感を拾ってしまうだろう。ファウストが抜き差しを止めない限り、ヒースクリフの痙攣は止まらない。
尽管被安眠药深深催眠,敏感的身体还是会不自觉地捕捉快感。只要法乌斯特不停止进出自如,希斯克利夫的痉挛就不会停止。

 ビクッ、ビクンッ、と全身を震わせ、半開きな口から舌と一緒に垂らした唾液が枕を汚してしまっている淫乱な横顔に煽られてファウストの腰使いも段々と荒くなっていく。
全身颤抖,半张着嘴,唾液和舌头一起滴落在枕头上,淫乱的面容让法乌斯特的腰法也逐渐变得粗暴起来。

 パンッ、パンッ、と尻と腰がぶつかる音に混じり、中でかき乱される水音がいやらしく響き渡る。
啪、啪,伴随着臀部和腰部的撞击声,里面搅动的水声显得格外 dirty。

「ヒースクリフッ!今日も、出しますよっ、一滴残らず受け取りなさいっ…!!」
“希斯克利夫!今天也要全部收下了……!!”

 両頬を桃色に染めたファウストが最も奥深くへペニスを収めたと同時に勢いよく射精される。
染红了双颊的法乌斯特在将阴茎最深入的同时,被猛烈射精。

 毎夜抱いているのとは思えない量が中へ注がれた衝撃が快感へ変換され、ヒースクリフもガクガクと大きく痙攣しながら絶頂を迎えた。
注入进体内的量远远超出了他每晚的期待,快感将冲击转换成高潮,希斯克利夫也剧烈地抽搐起来,达到了高潮。

 男らしい筋肉質な背中にくっつきながら数秒ぐらい時間をかけて出し終えたファウストは、うふっと短く笑い声をこぼし、相手の前髪を優しくかきあげた。
贴在英俊肌肉的背上,费了好几分钟才射完的法乌斯特,轻笑了一声,温柔地拨弄着对方的前额。

 熱くてドロドロしたのが敏感な肉壁を滑る感覚で未だ絶頂から脱せれず、痙攣しっぱなしな相手の頬に接吻する。
热而黏稠的液体滑过敏感的肉壁,让对方仍停留在高潮的余韵中,法乌斯特亲吻着痉挛不已的对方脸颊。

「順調に”一回目”が出ましたね」
“看来‘第一次’进展顺利。”

「夜はまだ長いです、ここからもじっくりと貴方を愛でますので夢の中で喜んでおいてください」
“夜晚还很长,从这里开始我会慢慢欣赏你,希望你在梦中也能开心。”

 終わったらいつも通り、大鎚あたりに後処理を頼んでおきますからと呟いたファウストは、固さを保ったままなペニスを引き抜いてはヒースクリフを仰向けに転がす。
说完如果结束了就和往常一样请大锤帮忙做后期处理,法斯图斯将保持硬度的阴茎拔出,然后将希斯克利夫翻成仰卧位。

 赤く腫らしたアナルから白濁液がこぼれたのを勿体無いと冗談を言いつつ、今度は両膝の裏側を掴んだ。
他一边说着虽然有些可惜,但肛门里流出的白色精液还是浪费了,一边抓住了希斯克利夫的膝盖内侧。